アジアカップ2015 グループD 展望

WOLRD_A_20150109_D_01

|連覇を目指す日本 アギーレ監督の真価が問われる。

開催国のオーストラリアをはじめ、ディフェンディングチャンピオンとして臨む日本も当然ながら優勝候補の1つである。目安となるFIFAランキングを見る限り、グループD4カ国で日本はトップの54位。ヨルダンは81位、イラクは103位、パレスチナは113位という順位を考えれば、日本は首位通過しなければならないだろう。さらに大会前、指揮を執るハビエル・アギーレ監督は、レアル・サラゴサ監督時代の八百長疑惑が取り沙汰されて微妙な立場にある。就任後のチーム作りも決して順調とは言えないだけに、置かれた状況を鑑みても、なおさら結果が問われる大会となるだろう。
日本の戦力はずば抜けている。シャルケの内田篤人こそ辞退したが、ミランの本田圭佑、インテルの長友佑都、ドルトムントの香川真司と欧州組の主力たちがこぞって選出。また、遠藤保仁や長谷部誠も選ばれており、チームの主力は2014年ブラジルW杯と変わらない。そこに武藤嘉紀、柴崎岳ら新戦力がうまく融合できるかが課題となるが、W杯での経験、選手たちの実力は、このグループで一枚も二枚も上である。
その日本と初戦を戦うパレスチナは、AFCチャレンジカップで得点王になったアシュラフ・ヌーマンを筆頭に、GKラムジー・サレハなどの海外組を6人加えたメンバーで構成されている。ただし、現指揮官のアフメド・アルハサン監督は昨年10月に就任したばかりと日が浅い。日本戦までにどこまで戦術を浸透させられるかがカギになる。本来は日本の対抗となりそうなイラクだが、こちらも指揮官問題で揺れており、今大会はカタールSCの監督を務めるラディ・シュナイシェルが期間限定でチームを指揮するなど、落ち着かない。大会直前に行ったイランとの親善試合にも敗れておりチーム状態は不透明だ。
長友はグループDについて聞かれ、「誰が楽なグループと言っているんですか?」と、記者に対して逆に投げ返し、厳しいグループであることを提示した。確かに、かつてほどアジアの実力差に開きはなくなっている。だが、日本はもはやW杯常連国であり、アジアカップ前回王者でもある。グループ突破は最低条件。連覇を狙う日本としてはパレスチナ戦で勢いに乗り、続くイランにも勝利して、早々にグループリーグ突破を決めたいというのが本音だ。
WORLD_A_20150109_D_02

AFC ASIAN CUP2015
[GROUP D MATCH SCHEDULE]
1月12日(月)16:00 日本×パレスチナ
1月12日(月)18:00 ヨルダン×イラク
1月16日(金)18:00 パレスチナ×ヨルダン
1月16日(金)18:00 イラク×日本
1月20日(火)18:00 日本×ヨルダン
1月20日(火)18:00 イラク×パレスチナ






« 前の記事: を読む

次の記事: を読む »