韓国先制も追いつかれてロシアとドロー

fe_ne_20140617_016月17日、クイアバのアレーナ・パンタナルに登場したのは、出場32カ国中、最後の初戦を迎えるグループHのロシアと韓国だった。

名将ファビオ・カペッロ監督と若きホン・ミョンボ監督の対決としても注目を集めた一戦は、ロシアが組織的な守備で韓国の攻撃を食い止めていく。韓国はボールを保持しても、前線にパスの出しどころがなく、最終ラインに下げるか、もしくはロングボールに頼る形となった。

ロシアはテンポよくボールを回して攻撃の形を作っていくが、それでもゴールネットを揺らすことはできず、0−0で前半を終えると、後半に入り徐々に試合は動いていく。

後半立ち上がりの46分、ロシアは右CKからニアに走り込んだヴィクトル・ファイズリンが強烈なヘディングシュートを見舞うが、惜しくもサイドネットに飛ぶ。一方の韓国はク・ジャチョル、キ・ソンヨンが立て続けにミドルレンジからシュートを狙っていく。

どちらも状況を打開できずにいた55分、まずは韓国のホン・ミョンボ監督が動いた。パク・チュヨンに代わってイ・グノを投入。するとロシアのカペッロ監督も59分、オレグ・シャトフに代えて背番号10のアラン・ザゴエフを送り込んだ。

試合が動いたのは70分、韓国にとってはラッキーな、ロシアにとっては不運なゴールだっただろうか。途中出場のイ・グノが中央からドリブルし、DFを交わすため横にステップするとミドルシュート。その弾道はGK正面に飛ぶが、GKイゴール・アキンフェエフが明らかなキャッチミスで後ろにこぼしてしまう。そのままボールはゴールに転がり、韓国の先制点となった。

カペッロ監督は、残り2枚のカードを立て続けに切る。71分にアレクサンドル・ケルジャコフ、72分にイゴール・デニソフを送り出し、さらにホン・ミョンボ監督が73分にサンフレッチェ広島のファン・ソッコをピッチへ投入した直後に試合は再び動いた。

74分、ペナルティーエリア内に侵入したザゴエフが角度のないところからシュート。GKチョン・ソンリョンがこれを弾くと、ファン・ソッコのクリアボールが、アンドレイ・イェシュチェンコに当たり、こぼれ球をケルジャコフに決められてしまった。

試合は振り出しに戻ったが、その後、どちらも決定機を生かせず1-1のドローに終わる。グループHはそれぞれ初戦を終え、アルジェリアに2-1で逆転勝利を収めたベルギーがトップに立っている。

fe_ne_20140617_02

 


« 前の記事: を読む

次の記事: を読む »