終了間際の得点で勝利したベルギーが16強に名乗り

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グループH屈指の好カード、ベルギー×ロシアの一戦が、リオデジャネイロのエスタディオ・ドゥ・マナカランで行われた。試合は、若いタレントを揃えたベルギーの攻撃陣を、組織的な堅守をベースとするロシアが迎え撃つ展開。激しい攻防戦の末、1-0で勝利を収めたベルギーが決勝トーナメント進出を決めた。

初戦を逆転勝利で飾ったベルギーは、アルジェリア戦で同点ゴールを奪った長身MFフェライニを先発で起用。FWルカクとともに屈強なフィジカルを持つ選手を前線に配置した。対するロシアは初戦の韓国戦と同じく、強固な守備ブロックを形成。序盤からボールを支配し、MFメルテンスらのドリブル突破でゴール前に迫るベルギーの攻撃を、ことごとく弾き返した。守備でリズムを掴んだロシアは40分過ぎから反撃に出てシュートを放つ場面も見られたが、ゴールを奪うことはできず0-0で前半を終了した。

後半は、前半とは対照的にロシアが攻勢に出てベルギーを圧倒。サイドからの展開やセットプレーでベルギー守備陣を自陣ゴール前に釘付けにするが、フィニッシュの精度を欠いてゴールを奪えない。対するベルギーは、ルカクに代えて19歳のFWオリジ、前半に右からの突破を繰り返していたメルテンスに代えてFWミララスを投入。再び試合の主導権を握るべく、攻撃的な選手を次々にピッチへ送り出した。

80分過ぎまで沈黙を強いられていたベルギーだが、84分にゴール前で得たFKをミララスが直接狙い、シュートが左ポストを直撃。久々にロシアゴールを脅かすと、ここから再び勢いを取り戻す。そして88分、自陣から鋭いカウンターで左サイドに展開すると、アザールがペナルティエリア内にドリブルで侵入。相手守備陣の注意を引きつけつつゴール正面のマイナス方向へクロスを送ると、ボールを受けたオリジが狙いすました待望の先制弾を叩き込んだ。

試合はそのままベルギーが1-0でロシアを下し、グループステージ2連勝で決勝トーナメント進出を決めた。一方、敗れたロシアは1分1敗となり、グループ突破に黄色信号が点滅。第3戦のアルジェリア戦に最後の望みを託すことになった。

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