コスタリカがドローでグループ首位通過を決める

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大会13日目、ベロオリゾンテのエスタディオ・ミネイロンでは、今大会の“死のグループ”と言われたグループDの第3戦、コスタリカ×イングランドが行われた。すでに24年ぶりとなるグループステージ突破を決めている伏兵コスタリカと、対照的に2連敗ですでにグループステージ敗退が決定しているイングランド。試合は戦前の大方の予想通り、コスタリカが守りに重点を置き、イングランドがボールを保持して攻める構図で進んだ。

コスタリカは強固な守備ブロックを形成し、イングランドの攻撃を受けつつ少ない手数でカウンターを狙った。一方のイングランドは、第2戦のウルグアイ戦からメンバーを9人も入れ替え、若手主体のスタメンを構成。FWルーニーやMFジェラードらはベンチスタートとなり、前線には今大会初出場のMFミルナーをはじめ、FWスタリッジ、MFバークリー、ララーナなどを配置。ゲームキャプテンは、今大会初先発のMFランパードが務めた。

ゴール前に人数をかけて守るコスタリカは、イングランドの攻撃に対しても規律の取れた組織的な連係で冷静に対処し、GKナバスのファインプレーもあってゴールを死守する。また、攻撃では23分にFKをMFボルヘスが直接狙い、クロスバーを直撃する惜しい場面もあったが、基本的にはFWルイスとキャンベルを中心とした少ない人数での攻撃に終始した。対するイングランドも、セットプレーから前線の高さを活かして相手ゴールを脅かしたが、得点を奪うことはできずに前半を終了した。

後半に入ってもイングランドが攻め、コスタリカが守る構図は変わらなかったが、コスタリカはプレスの仕掛けをやや高い位置に設定し、相手陣内でのボール奪取からショートカウンターを狙い始める。63分にはその形からボールを奪い、MFボラーニョスが惜しいミドルシュートを放った。

イングランドもサイド攻撃からスタリッジが仕掛けたほか、ジェラードやルーニーを投入して流れを引き寄せようとしたものの、最後までコスタリカの赤い壁を崩すことはできずタイムアップ。両者ともに決定的な場面やゴールシーンは生まれないまま0-0で試合を終えた。

これでコスタリカは勝ち点を7に伸ばして、グループ首位通過が決定。イングランドは未勝利のまま、今大会を後にすることになった。

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