アクシデントを乗り越え、ギリシャが16強へ

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ベスト16に向けて勝たなければならないギリシャと、引き分け以上で勝ち点を得たいコートジボワールの一戦が、日本×コロンビアと同時刻にフォルタレーザのエスタディオ・カステロンで行われた。静かな立ち上がりで試合に入った両チームは、互いにボールを回して相手の出方を見る。しかし12分にギリシャはMFコネ、24分には守護神のGKカルジネスがケガで交代を強いられ、徐々にコートジボワールがリズムを掴み始めた。

しかし、待望の先制点はギリシャ。42分にMFサマリスが、中盤の底でパスを回すコートジボワールの僅かなパスミスを見逃さずにボールを奪うと、FWサマラスとのパス交換を経てフリーでペナルティエリア内に侵入。GKとの一対一の状況で落ち着いてシュートを決め、待望の先制点を挙げた。ギリシャは1点のリードを保ったまま、前半を折り返した。

後半に入ると、試合展開は前半と打って変わって激しいボールの奪い合いとシュートの応酬に。双方ともにセットプレーやミドルレンジからのシュートで、次の1点を積極的に奪いにいくが、特に最低でも引き分けに持ち込まなければならないコートジボワールは、ドログバを中心に攻勢を強めた。

そして74分、コートジボワールはFWカルーのスルーパスを受けたFWジェルヴィーニョがペナルティエリア内に持ち込み、中央に走り込んでいた途中出場のボニーヘラストパス。ボニーが落ち着いてシュートを決め、試合は振り出しに戻る。両者ともに交代枠を使い、ギリシャは再び勝ち越しを、コートジボワールは引き分け以上の結果を狙うが、ドラマはアディショナルタイムに突入した90+3分に待っていた。

左サイドからのグラウンダーのクロスに走り込んだサマラスが、ペナルティエリア内で後ろから倒され、ギリシャがPKのチャンスを獲得。これをサマラスが自らゴール右に決め、ギリシャが土壇場で勝ち越しに成功する。

試合はそのまま2-1でギリシャが勝利。日本がコロンビア1-4で敗れたため、勝ち点4を積み上げたギリシャが、逆転でグループ2位通過を決めた。敗れたコートジボワールはベスト16にあと一歩のところまで迫っていたものの、3大会連続でグルーステージ敗退となり、大会から姿を消すことになった。

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